前身は昭和7年長野県塩尻市太田区で創業した「太田葡萄酒」。
戦後間もない昭和23年「株式会社太田葡萄酒」として、コンコードやナイアガラ品種を原料とし、地元で販売する葡萄酒の本格的な製造を行う。
年間生産量は100~200キロリットル程であった言います。
後に、政府の所得倍増政策という商業優先政策により専業農家は減少をはじめ、昭和45年頃には米の減反政策も本格化、そんな時代背景の中、周辺には多くのワイナリーが進出し、醸造用品種に世の中の注目が集まりだしたこともあり、その歴史に幕を下ろしました。
その後、新たな本格的なワイン醸造をという夢を実現させる新天地を求め、1990年にまほろばの里と呼ばれる自然環境に恵まれた、ワインの基礎となるぶどう栽培の歴史・農家の方々の経験豊かな地、ここ「高畠」で創業。
良いぶどうを育てるのは土、気候、そして人…。良いぶどうがいいワインをつくる。
本当に良いワインを造りたい。
「高畠」という地名を冠したローカル・ワイナリーとして、世界に胸を張れるような上質なワインを100年かけても造るという強い信念のもと、「高畠」を世界のワイン産地の一つとするために、地域と地元契約農家の方々と共に、持続的成長を目指し、取り組んでいます。